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睡眠時無呼吸症候群の治療

当院では、簡易睡眠時無呼吸検査が可能です。

下記の症状がみられる方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)である可能性があります。

睡眠時にみられるいびき
無呼吸がみられる
日中の居眠り
睡眠時間を確保しているはずなのに、翌朝疲労回復しない など

検査について

上記のような症状がみられましたら、簡易睡眠時無呼吸検査を当院では施行することが可能です。
これは携帯用の睡眠時無呼吸検査装置であり、自宅にて検査を行うことが可能です。診察時に検査装置をお渡しいたします。

装置自体は簡易なもので、①呼吸センサーを鼻の下に取り付けることにより、口と鼻からの空気の流れ(呼吸)を感知します。②パルスオキシメータを指先に固定します。このセンサーは体内の動脈血液中に含まれる酸素飽和度、心拍数を測定することが可能であり、睡眠中にどれくらいの体への負担がかかっているかを知ることができます。③本体はとてもコンパクトで①と②を接続し睡眠中は手首に固定します。それぞれのセンサーが感知したデータを記録します。

検査自体に痛みや苦しいことはありません。機材をお渡しするときに詳細を説明させていただきますので、ご安心下さい。

なお測定した結果、無呼吸(口-鼻からの呼吸が10秒以上みられない)、低呼吸(10秒以上換気量が通常換気量の50%以下に低下した)が睡眠1時間中にみられた指数を無呼吸低呼吸指数(AHI:Apnea hypopnea index)といいます。

治療について

AHIが40回/hr以上であればCPAP (Continuous Positive Airway Pressure:持続的陽圧呼吸)の保険適応となります。

CPAPとは、装置と繋がったチューブを経由し、鼻、あるいは口鼻を覆うマスクを装着する治療装置になります。
装着されたマスクから加圧された空気が送られ、この圧により舌根周囲の軟部組織(気道を閉塞する箇所)を拡張することで睡眠時の気道狭窄を改善します。

なおAHIが40回/hr未満であった場合、自覚症状や検査結果より更に精密検査(PSG:Polysomnography(入院検査))が施行可能な病院へご紹介させていただきます。

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